先週、母が補聴器をつけはじめた。
もっと早くつけて欲しかったけど。
「mocoって声がでかいよな。そういう奴は耳が
悪いっていうよ?」
と、職場の先輩に指摘されて、
恥ずかしかった。
23歳の時。
はっとした。すごくいやだった。
わたしが15歳の時にはすでに母は
私の高校入試の説明会の内容が聞き取れなかった。
ホールでのマイクアナウンスだから。
ワァン…となってわからないらしい…
でも補聴器を日常生活で着けない、母。
雑音が気になるから、だそう。
着けてよ。
聞き取れなかった部分を母の価値観で
埋めて解釈するから、誤解やトラブルが絶えない。
(よくわからない書類に押印するとか)
私がメールで伝えても、1回みておしまい。
そして内容を忘れる。
確認のために、過去のメールを見返す文化も母にはない。
電話しても私の声がとぎれとぎれで
よくわからない、と。
携帯電話を新しくしても、とぎれると。
ふと、耳が悪いってどういうことだろう?
と調べてみた。
"視力が衰えれば眼鏡でカバーするように、聴力も衰えれば補聴器でカバーしましょう。補聴器を使用しないというのは、視力が0.01になるまで眼鏡を使わないのと同じこと。"
…たしかに。
伝わらない相手に伝えようと、
試行錯誤してきたけどムダだったな。
聞きたくないんだろうなぁ
もうこのままだろうなぁ
なんかもういいや。
あーあつかれたわマジで。
最後はみんな死ぬんだし。
子供が親を選んで生まれてくる説を信じている私は親マジほんとクソすぎるけど、自分もクソすぎるってことでうむむー